石田貴志さん

「人との出会い、交流があったりして嬉しい限りです。」という石田貴志さん。
「前職は大阪の美術造形の会社で擬木、擬岩などを制作しアトラクション施設に納める仕事をしていたんです。
「大阪で仕事をしていて、ふと大学時代に経験したガラス工芸の面白さを思い出したんです。」
「ガラス製品を生業にしたいという思いが大きくなっていきました。そしてサンドブラスト加工と出会い、これだ！と思いました。」
「田舎へ行こうと思ったのは、たまたま仕事で高知県へ行った時にのんびりとした田舎の良さを感じたからなんですよね。」

「空き家探しはいろんな県、市町村をまわりました。和歌山県田辺市でいい空き家があることを聞いて移住相談担当の坂本さんと出会いました。」
「結局、あきらめた空き家もあったんですが、坂本さんのおかげでいい物件を見つけることができました。」

移住･起業して

2013年3月に移住して雨漏り、床、お風呂のボイラーなどを改修。昨年6月起業支援補助金を使って工房を作りました。
「サンドブラスト加工の仕事を始めて、最初はインターネットで仕事を受けるつもりだったんですが田舎に住んでいると近所のお付き合いも出来、近くのお寺の和尚さんからの紹介で仕事をいただいたりしましたね。」
そして「龍神村の絵本作家兼イラストレーターの移住者の方と一緒に大阪の百貨店で展示会を開催したり、何かと出会いや交流がありました。」
「あと近所の人から野菜などをもらったり、いろいろな面で助けてもらったり。(笑)」

これから

「同じ志の人と出会いたいですし、今も若い人との交流が支えになっています。」
「今後は仕事の幅を広げていろんな人とコラボしていきたいですね！」

メッセージ

「これから移住を考えている人には県、市町村の移住支援制度があるので、もっともっと有効的に使ってほしいですね。」