わかやま暮らしの始め方

継業支援事業【特別編】学生インタビュー② in 田辺市龍神村

人に左右されず自分のやりたいことを。

坂井 秀利さん(さかい ひでとし)
旅館さかい
田辺市龍神村

 

-どんな活動をしていますか?

旅館を経営していて、お客さんの接客や、一泊二食で食事を提供したりしています。自分自身で食事を作っていて、食事は特にお肉メインの料理で、お肉にはこだわりをもって作っています。

 

はじめたきっかけはなんですか?

もともと銀行員として働いていたんですけど、働いていた中で銀行は組織の一部として働くイメージになってしまいました。また、銀行は上司や提携先の方など、周りの意見や顔色を常に伺って行動しなければいけないので、それが気に入らなくて(笑)。自分に合う仕事だと思えませんでした。それからは、自分は自分で何かを決めて動くことが好きなんだと気づいて、39歳で銀行員を辞めることを決意しました。そして、実家が旅館だったこともあって、40歳から実家とは別のところで自分の旅館を経営し始めました。
-一番大切にしていることはなんですか?

“一期一会”の精神です。一生に一度しかない出会いであるということを常に考えて、お客さん一人一人に誠意を尽くしておもてなしすることを大切にしています。  また他の旅館とは違ったことをする差別化も大切にしています。自分の旅館では、和室のみペット連れ込みをOKにして差別化をしています。他の人がやっていないことをやりたいと思っていたので、自分で決めてそれが実際にできるのはとても嬉しいし、楽しいです。また、部屋食があるということも自分の旅館ならではの差別化になっています。部屋食は部屋でゆっくり食事を楽しむことができる良さがあります。特に若い女の人のグループとかに部屋食は人気があります。うちの温泉も湯質が良いと評判ですよ。

-今後の目標を教えてください

旅館を経営するにあたって、お客さんに旅館を良く思っていいただき、何度も訪れたいと思ってもらえるようにすることです。

 

 

どんな方に継業してもらいたいですか?

全く知らない人に継いでもらうとなるとやっぱり少し不安があります。お互い知っている人だったら多少無理なこともなんとかなるかもしれないけれど、全くの他人に1から教えて経営していくのは、難しいかもしれません。だからお互い知っている人に継業してもらうことが一番良い条件です。
移住してくる人に期待することはなんですか?

情熱のある人で接客や人と話すことが好きで、地元に溶け込める人です。旅館で働くとなると朝から夜まで働かなければいけないし、大変なこともあるけれど、情熱のある人なら辛くても諦めずにやり遂げてくれると思うので、情熱のある人は重要です。