わかやま暮らしの始め方

継業支援事業【特別編】学生インタビュー③ in 田辺市龍神村

朝ご飯から夜の晩酌まで

寒川 紀美子さん(そうがわ きみこ)
スナック銀馬車
田辺市龍神村

 

-どんな活動をしていますか?

「銀馬車」というお店をこの龍神村で営んでいます。このお店は365日、朝8時から夜12時まで開いています。朝ご飯から夜ご飯まで…。夜の時間帯は、お好み焼きを振る舞うお兄さんや娘も手伝ってお店を開いています。ちなみに日曜日はお昼までです。どんな時でも、どの時間でも、ここはやっていると村の人は思ってくれています。村の人にとっての憩いの場です。

 

はじめたきっかけはなんですか?

お店を開いて今年で48年目になります。あと2年で50周年です。私は白浜の火置川町出身で、46、7年前に嫁いでこの龍神村にやってきました。お店を始めた当初はたくさんのお客さんで溢れ、正社員を2人雇っていました。35年前から私一人でお店を営んでいます。  「銀馬車」という名前の由来は特にないんですよ。私がこのお店の前に働いていた店の名前をそのまま名付けたんです。創業当初はカクテルが流行り始めた時期ですね。

 

-一番大切にしていることはなんですか?

お客さんが一番大事です。このお店が長く続けられたのは、お客さんのおかげですし、一番の財産です。お店の節目の年にお客さんの方からサプライズをしてもらい、たくさん楽しませていただきました。銀馬車をキッカケにお客さん同士がお付き合いや結婚をし、私も結婚式に顔を出させていただきました。歌うのは苦手ですが一緒にカラオケをデュエットできるのは嬉しいです。子育てと仕事が忙しすぎた30年前はお店を辞めたいと思っていました。ですが、お客さんの助けがあったからこそ続けられる事ができました。

-今後の目標を教えてください

今は48年目なので、あと2年で50年目になります。50周年を迎える事は私の夢なのでそれまで続けたいですね。
どんな方に継業してもらいたいですか?

ここのお店はあと2〜3年だと考えています。できれば、娘に継いで欲しいという思いがありますので、娘と話し合って決めていきたいですね。それが難しければ、Uターン・Iターンでも継いでくれる方がいるなら嬉しいですね。必ずしもこのスナックの形や「銀馬車」の名を継いで欲しい訳ではないです。継ぐ方には、私が長い間この場でお店を営んでいたことを、この「銀馬車」があった土地で何かしらの形で残して欲しいと思います。もし私がお店を通り過ぎるとき、何かしらお店があってほしいんです。50年近くこの場所でお店を開いていた事と自分は切り離せないんですよ。