わかやま暮らしの始め方

継業支援事業【特別編】学生インタビュー⑥ in 田辺市龍神村

一生懸命つづけていたら、 認めてくれるお客さんがいる

三世 ヨリエさん(みせ よりえ)
民宿 ささゆり

田辺市龍神村

 

-どんな活動をしていますか?

お客さまのお出迎えから始まり接客、食事の準備、宿全体の掃除を中心に、民宿を営んでいます。自分で畑に出て育てた無農薬のお野菜や、龍神村の川で獲れるアマゴ、山で獲れる山菜を使ったこだわりの手料理を宿泊されるお客さまに提供しています。また、お手伝いの方が中国出身で、2月は中国の旧正月で帰省するため、2月は宿を閉めていて、その間は、畑で無農薬の野菜づくりに励んだり、地域で取り組んでいるホタル事業の活動に力を入れています。

 

-はじめたきっかけはなんですか?

以前は実家で余っていた部屋を使って民泊をしていましたが、お客様に“本格的にやってほしい“と言われていました。3歳の時に母親と死別し、料理旅館に預けられ、料理を一から学び、料理が好きになったことがきっかけで、こだわりのお料理を振る舞いながらお仕事ができる民泊を始めることにしました。

 

-一番大切にしていることはなんですか?

こだわりの“お料理“と、宿の“清潔感“です。なによりも龍神村で獲れた食材を使ったお料理や、得意料理、青梅の煮物が自慢です。この青梅の煮物は、綺麗なみどり色を出せる秘伝の方法を近くの民宿や旅館にも直接教えています。また、宿は常に清潔感を大切にしていて、ここでも料理旅館で修行を積んだ頃に厳しく細かく教えられた掃除の仕方が生きています。

 

-今後の目標を教えてください

明確な目標、というのではなく、今来てくれているお客様を大切にして、出来る限り続けていきたいですね。


-どんな方に継業してもらいたいですか?

おそらく私の代で終わってしまうと思います。息子が退職したら素泊まり宿を経営したい、と言っているので建物は残しておくつもりです。息子以外が継ぐとすれば、よほどの修行を積んでいたり、龍神村のことをよく知っていたりしないと、民宿業を継承するのは難しいのではないかと思います。本気でなく、中途半端な気持ちで始めてしまわれるのではないかと、不安な気持ちもあるので、継いでくれるなら、しっかり継承して末長く続けて欲しいと思っています。