池田亮大さん

京都府→那智勝浦町

京都府出身。大学卒業後、大阪で就職。スーパーマーケットに17年間勤め早期退職。2016年3月、那智勝浦町色川地区の口色川に移住。奥様と子ども3人の家族5人、そして2匹の愛犬と暮らしている。

移住のきっかけは継業

池田さんが那智勝浦町に移住したのは、あるテレビ番組がきっかけだった。「家と養鶏業を継いでくれる人を探していたんです。自分も大学時代から田舎で農業をやりたいと思っていたので連絡を取り、何回か見に来て決心しました」。

池田さんは平飼いで鶏(ボリスブラウン種)を300羽ほど育てている。

前の持ち主と10日間ほど同居して作業手順など教えてもらい、畑と養鶏をそのまま引き継いだ。特に魅力を感じたのが養鶏。「家族みんな動物好きなので、この環境で動物を育てたいと思いました」。

家族の反応・周囲の反応

池田さんの暮らす家

移住を決めた際、「長男が思春期で最初はイヤと言っていました。周りも反対のほうが多く、安定したサラリーマンの仕事を捨てて大丈夫なのかと心配されました」と池田さん。しかし今では子どもたちもここでの暮らしを楽しみ、都会ではできない経験をたくさん積んでいる。池田さんの友達の反応も「大丈夫か?」から「がんばりや!」に変わった。「今は『子どもたちに田舎(ふるさと)を創れた』という思いがあります」。

山が広がる那智勝浦町

将来の夢

里芋の成長をみる池田さん

以前はスーパーマーケットに勤務していた池田さん。消費者の目を持った生産者として前職の経験を活かしたいと話す。「『スローライフはビジーライフ』と言われます。することは山ほどある。雨の日も休んでいられない。将来は『農場』にしたいと思っています。皆さんに来てもらって体験もできる場所にしたい。動物も作物も増やしたい。循環農業もしたい。卵を使った商品も開発したいですね」。池田さんの夢は尽きない。

池田亮大さんの育てる鶏

鶏舎は親戚一同で完成!