Kii Garden

英国仕込みのナチュラリスティックガーデン

会社情報

事業者名(会社名) Kii Garden
住所 和歌山県東牟婁郡古座川町小川31
業種 園芸サービス業
事業内容 オープンガーデンの管理・運営
植物を用いたワークショップの企画・運営

古座川町は、町の96%を森林が占める和歌山県南東部の山間地域。古座川材という優良な木材の産地として知られています。紀伊半島南部の最高峰・大塔山を源流とする古座川が町の中央を流れ、豊かな自然を感じられる木と水の町です。

その古座川町で、四季折々の美しい花を楽しむことができるのが「Kii Garden」です。耕作放棄地を保全する地元の方々の取り組みを受け継ぎ、入園料無料のオープンガーデンとして2017年に誕生しました。

管理人を務めるのは、古座川町出身の松下礼(あや)さん。短期大学や専門学校で園芸やフラワーデザインを学び、2年間のイギリス滞在では「Kii Garden」のコンセプトとなるナチュラリスティックガーデンの手法を身につけました。

ナチュラリスティックガーデンとは、できるだけ農薬や肥料などを与えず自然に近い形で作る庭園のこと。水も必要以上には撒きません。その土地に合った植物を選び、手をかけすぎずに植物を育てるガーデニングスタイルです。

そうは言っても、30アールの耕作放棄地をナチュラリスティックガーデンに生まれ変わらせるのは大変なことです。今回の体験では、松下さんからナチュラリスティックガーデンの魅力を学ぶだけでなく、困難を乗り越えて自分の理想を実現するための秘訣も教えてもらいましょう。

今回体験できる内容

まずは、ナチュラリスティックガーデンを体感し、その考え方を学んでください。「Kii Garden」では、3月のスイセンを皮切りに季節ごとにたくさんの植物が花を咲かせ、ビオトープでは、スイレンやハスなどの水生植物とともにオタマジャクシやトンボなどの生き物も観察できます。

その環境をできるだけ自然に近い形で維持するために、草刈りなどの手入れをし、土壌を整え、時期に合わせた植物の植え付けを行うのが主な仕事。

さらに「Kii Garden」内の古民家を改装した休憩所では、植物を使ったワークショップを不定期で開催しています。庭園で育つ豊富な種類のハーブでブーケを作ったり、ブレンドハーブティを提供したり。植物の楽しみ方は多彩です。

近隣住民や、近くに保養所を有する和歌山トヨタ自動車株式会社の支援を受けて運営される「Kii Garden」。地域の方々の思いが詰まったこの場所なら、地域の住民や企業との関わり方についても学ぶことができるはずです。

仕事・くらしの特徴

今でこそ好きなことを仕事にしている松下さんですが、苦手な事務仕事に従事していた苦しい時期があったと振り返ります。その時に「自分を変えたい」という思いが高まったそうです。

そして「一番得意なことに、もう一度挑戦した方がいい」と渡英を決意。生花業界でキャリアをスタートさせ、ワーキングホリデーで訪れたカナダやオーストラリアでも園芸の仕事をしていた松下さんは、「やっぱりガーデニングがしたい」という自分の気持ちに素直に従ったのです。

帰国した後も、学んだことを「どこ」で「どのように」実現するのかに悩み、自分らしい働き方を探す旅は続きました。

ガーデニングが盛んな北海道に見学にも行きましたが、「どうせなら出身地である古座川でやってみよう」「自分で植物園をデザインし、管理も自分でやってみよう」と大きな一歩を踏み出したことが今につながっています。

「やりたいことと、収入のバランスが難しくて。」と松下さん。現在も試行錯誤の真っ最中だそうですが、「Kii Garden」だけでなく、紀南のIT企業からワーケーション施設の庭園管理も任され、そのバランスは整いつつあります。

「北海道のように、紀伊半島でもガーデニング文化を根付かせたい。」と語る松下さん。一緒にガーデニングの可能性を探ってみませんか?


体験スケジュール

1日目(10:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.Kii Gardenの仕事説明
3.仕事のお手伝い
・植物の手入れ、庭園の管理
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
・植物の手入れ、庭園の管理
2.ワークショップ体験
・ハーブ石鹸づくり、ハーブティ試飲等
3.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

※1日目は10時開始予定のため、前日から近隣の宿泊施設にご宿泊いただくことを推奨しています。参加者のご希望に合わせて宿泊施設をご紹介します。

補足事項

最少催行人数:1名
費用:無料(宿泊補助あり)
宿泊場所 :近隣宿泊施設