自由自屋

商店街暮らしを体験できるコミュニティスペース

会社情報

事業者名(会社名) 自由自屋
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4-1-12
業種 宿泊業・その他
事業内容 宿泊施設およびコワーキングスペースの運営

那智勝浦町は、世界遺産・熊野古道の玄関口として知られる美しい港町です。生マグロの水揚げ量は日本一。熊野三山の一つ「熊野那智大社」や日本三大名瀑・那智の滝を有し、和歌山県内一の源泉数を誇る温泉の町でもあります。

観光の拠点となっているのはJR紀伊本線の紀伊勝浦駅です。駅前のいざかた通り商店街には、昭和レトロな雰囲気が漂っています。そんな商店街の中心にあるコワーキングスペースが「自由自屋」。宿泊も可能なワーケーションのお宿です。

この施設を運営するのが、那智勝浦町で三代続く民宿「わかたけ」や併設するレストラン「熊野のめざめ」を営む若竹商事の花井清州さんです。花井さんは、地域コミュニティの結び手として、移住を検討する人々と地域をつなぐ重要な役割を担っています。

「自由自屋を地域コミュニティの一つとして機能する場所にしたいと思っているので、夕方5時以降には地域の子どもの塾としても利用していただいています」

「体験に参加される方にも親身に対応していきたい」と話す花井さん。

「自由自屋」では、テレワークの実践と同時に、地域の人々との自然な交流を通じて、都市部では得られない地域密着型の働き方と暮らしのリアルを体感できる貴重な機会となるでしょう。

テレワーク体験コースについて
1泊2日〜2泊3日の間、県内のコワーキングスペースで、テレワークを行っていただくコースです。期間中には、地域の方々との交流する時間も設け、地域の雰囲気を掴んでいただきます。

今回体験できる内容

観光地としての魅力あふれる那智勝浦町には、世界中から多くの観光客が訪れます。非日常な旅の風景と地域住民の日常が交錯する「自由自屋」でテレワークを行いながら、移住後の生活を具体的にイメージしましょう。

潮の香りを感じながらの仕事や、地域の人々との何気ない会話など、港町の商店街という立地を活かしたワーケーションの魅力を五感で感じられるのが、この体験の醍醐味です。

「参加される方が地元の方々と自然に交流できるよう、関心や背景に応じて、地域で暮らす人たちとの出会いの機会をつくりたいですね」

那智勝浦町は、移住者が半数以上を占める山村地域があったり、20代の若手起業家が奮闘するお店があったり、さまざまな参加者の興味関心に応えられる環境です。

長年この地で商いをしてきた花井さんなら、暮らしの中で見えてくるリアルな一面にも目を向け、丁寧にアドバイスしてくれるでしょう。地域の雇用状況を鑑み、移住者が事業を立ち上げることも前向きに後押ししています。

「自由自屋」でのおためし移住を通じて、自分らしい暮らし方を見つけてみませんか。

しごと・暮らしの特徴

「ここは、元々父親が商売を始めた思い入れのある場所です。一度は閉店したのですが、2023年に自由自屋としてリニューアルしました。父の思いを汲むことで商売を繋げていきたいという思いが新たな事業を始めたきっかけです」

三代続く民宿業を継承しながら事業を拡大するだけではなく、地域コミュニティの活性化という明確な目的を持って仕事に取り組んでいる花井さん。

「この町で生まれ育ち、今は3人の子どもがいます。子どもを育てて、この地で死を迎えることを覚悟した時に自分には何ができるのか、何を残せるかということを考えて活動しているところがあります。

子育てを通じて地域の子どもたちにいろいろな体験をさせてあげたいとか、地域の人にもっと熊野の食材を知ってほしいとか。高い志をもっているというより、目の前の関わりを大切にしたいんです」

花井さんは、認知症啓発活動や子どもたちへの教育支援など、イベントも積極的に企画し、地域課題にも積極的に関わっています。結果的に自分自身の暮らしの豊かさとして返ってくると考えているのです。

「自分ができることに手を差し伸べ、一緒に取り組んでいくというイメージですね」

この姿勢は移住を検討する方々への接し方にも表れており、過度な期待をかけることなく、適切な距離感を保ちながらサポートするのが花井さんの持ち味です。花井さんなら体験後も継続的な関係性を築けるよう、地域とのつながりを演出してくれるでしょう。

体験スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「自由自屋」の施設紹介と仕事の説明
3.施設内でのテレワーク
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~17:00)
1.施設内でのテレワーク
2.地域交流体験
・地域住民との交流や周辺観光
※実際の仕事状況によって変更があります。

3日目(9:00~15:00)
1. 施設内でのテレワーク
2.地域交流体験
・移住者との交流
3.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

テレワーク環境

Wi-Fi 電源 ドリンク プリンター
◯(有料)
テレカン 会議室 個室ブース 滞在延長

地域交流体験の内容例

・花井さんのまち案内
・ご要望に応じたローカル人材とマッチング

補足事項

最少催行人数:1名
宿泊場所 :近隣宿泊施設

注意事項

・テレワークができる仕事に就いている方向けです
・行程の半分以上の時間をテレワークに充てていただく必要があります

集合場所・アクセス情報

・集合場所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4-1-12(自由自屋)
JR紀伊勝浦駅から徒歩1分

体験経費

参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり 
初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費:自費負担