秋山逓送株式会社

会社情報

「 “ラブレター”ってどれほどの価値があると思います？ 他に変えることができないプライスレスなモノ。人生を左右するぐらいなんです。うちのメンバーはさまざまな想いのつまったモノを届けて、それが世界にまで繋がっていることを誇りにしてます」そう話すのは、『秋山逓送株式会社』の代表・秋山総一郎さん。

本社を御坊市にかまえる秋山逓送株式会社は今年で創立89年の老舗企業。業務の中心は和歌山駅から車で15分、阪和自動車道のICからも近い「和歌山営業所」で行なっています。

「逓送」という言葉、聞きなれない方も多いと思いますが、意味としては「人の手から、人の手へと順送りにすること。繋いでいくこと。」で、内容としては郵便物の郵便局間輸送の仕事です。開業当時はリアカーや三輪車から始めた事業でしたが、秋山総一郎さんが三代目になった現在は2tから10tトラックで近畿圏〜関東圏の間をメインに全国各地へ郵便局間を走り続けています。

想いのバトンを繋ぐ秋山逓送は、この10年で郵便以外のモノにつめられた想いも引き受け、新たな事業に取り組んできました。

「頼まれごとは、試されごと」の姿勢で、要望があればなんでも挑戦するという秋山さん。郵便局間輸送だけだった事業を一般貨物運送にも広げ、さらには倉庫事業にも展開予定。会社の成長とともにまずは社員がストレスなく働けることを第一に考え、ゆくゆくは、社員の“食”も確保できればと天候に左右されない農業事業も構想中なのだそうです。

今回体験できる内容

秋山逓送では、基本的に１台のトラックを担当する運転士は１人。そのため、各々が独立して目的地まで配送し、郵便物のバトンを渡しています。

当日は、そんな郵便局間輸送トラックに同席し、運転士の一日に密着。一部の業務内容ではなく、初めから終わりまでの流れを新人研修さながらに感じることのできるプログラムになっています。

街中でトラックドライバーが荷物の積み降ろしをする姿をよく目にしますが、逓送業務では、郵便局員の方が荷物をカゴ台車に詰め込む作業を担当しているので、こちらは完成したカゴ台車を押して荷台に入れるだけ。そのため、女性や高齢の方、体力に自信のない方でもご安心ください。

助手席に乗り、運転士がもっとも多くの時間を過ごす車内からの景色や空気を感じながら、ゆっくり現役メンバーにお話を伺うことで、業務をシュミレーションすることができそうです。

求人・会社情報

秋山逓送では現在、運転士を募集しています。正社員以外にも短時間スポットで入れるアルバイトもご相談ください。

未経験で普通免許しかない方は躊躇してしまうかもしれませんが、問題ありません。入社後、“免許補助制度”を使って中型や大型免許を取れるサポートがある同社では、社員の半数以上が未経験からのスタートだったのだそう。和歌山・近畿圏・関東圏と担当別に固定の配達ルートがあるため、道の覚えやすさも間口の広さにつながっています。

さらに、“社員とその家族が笑顔であることを第一に”との経営目的を掲げる同社の勤務形態は自己申告のシフト制なので、希望日に休むことができるのも大きなポイント。

トラックの運転というとワイルドなイメージを想像しますが、重要なインフラとして社会生活を担っている責任を感じ安全・確実に配送することが重要視される仕事柄、「真面目で素直な人が合っている」と秋山さんはいいます。

日々の配送で世界の人々の想いをつないでいく。そんな仕事とともに和歌山での暮らしを送ってみませんか？

体験スケジュール

1日目（13:00～17:00）
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.秋山逓送の仕事の説明
3.体験内容の大まかな説明
4.仕事のお手伝い
・逓送業務に同席
・カゴ台車での作業
※実際の業務都合に合わせて実施

2日目（9:00～17:00）
1.仕事のお手伝い
・逓送業務に同席
・カゴ台車での作業
※実際の業務都合に合わせて実施

3日目（9:00～15:00）
1.仕事のお手伝い
・逓送業務に同席
・カゴ台車での作業
※実際の業務都合に合わせて実施
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答

補足事項

最少催行人数：1名
宿泊場所 ：近隣宿泊施設

体験経費

参加費：無料
宿泊費：3,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費：自費負担
交通費（自宅～集合場所）：自費負担

集合場所・アクセス情報

和歌山県和歌山市田屋259（秋山逓送株式会社・和歌山営業所）
・JR六十谷駅より徒歩22分