ARC

会社情報

みかんの生産量日本一を誇る和歌山県。なかでも有田市は有名な産地として知られ「有田みかん」は温州みかんブランドとして全国的に高い知名度を誇っています。

「有田市は田舎暮らしと言えるほど田舎ではないですが、海、山、川と自然豊かな場所。とても暮らしやすいエリアです」

と語るのは、コーヒースタンドARCの店主・上田篤さん。30歳で有田市にUターンし、以前は気づけなかった有田市の良さを改めて実感していると言います。

西は和歌山湾を望み、東には紀伊山地の山々が迫る有田市。海沿いを走るJR紀伊本線の初島駅から徒歩3分ほどの場所にARCはあります。

2021年に共同店主である田中良太さんと開業したARC。倉庫を改装した空間でコーヒーと手作りのお菓子を提供しています。

「当時はお互いの子どもがまだ小さかったこともあって、子どもを連れていける居心地のいい場所がほしかったんです」

今では、幅広い層のお客さまが訪れ、地域コミュニティとして、人と人とをつなぐ場にもなっています。しかし、こうした結果は、最初から意図したものではなく「自分たちが集える場所を作りたかっただけ」と上田さんは謙遜します。

その自然体な姿勢が、「ARC」の居心地の良さを生み出しているのでしょう。この体験を通じて、「やりたいことを形にする」面白さに触れてみませんか？

今回体験できる内容

ARCは、金曜日の19〜23時と土・日曜日の13〜18時の週末限定で営業しています。まずは、カフェ営業のお手伝いをしながら、地域のコミュニティとしても機能するARCの雰囲気を味わいましょう。

飲食店の経験は皆無だったという上田さん。スタッフたちの力を借りてメニュー開発、お店のブラッシュアップを重ねてきました。そんな手作り感のあるお店の魅力も感じてもらえるはずです。

また、上田さんは和歌山で活躍する方々にインタビューするPodcast番組「kisenradio」をARCを開業する少し前から配信し続けています。

「ゲストのこれまでの人生についてお話を伺うことが楽しいですし、番組を通じて様々な人と出会えるのが嬉しいです」

興味のある方は収録に参加できるかもしれません。

「お店に遊びに来てくれた方がこのエリアを気に入って有田に移住してきてくれたこともあります。そのような方が増えてくれると嬉しいですね」

「やりたいことがある方の参加をお待ちしています。自分で何かを始めたい人にとっては、最適な環境だと思いますよ」

しごと・暮らしの特徴

「やりたいことができるのが面白いところ」とARCの仕事の魅力を語る上田さん。

「カフェとしての営業はもちろんですが、今はTシャツなどグッズの販売も行っています」

ファッションが好きで、自分のお店を持てたら取り組みたいと考えていたグッズ制作。その取り組みが、少しずつ全国に届いていることに面白さを感じていると上田さんは言います。

グッズに限らずARC発のプロダクトを全国に販売していきたいという気持ちも芽生えてきたそうです。2024年にはARC FARMも設立し、みかんジュースの販売もはじめました。

平日は家業に携わる上田さん。ゆくゆくは自分で立ち上げた事業を本業として成立させることを目指しています。そのため、いくら時間があっても足りない状況です。

そんな上田さんが大切にしているのは「楽しくやる」ということ。ARCが「お客さんも自分たちも楽しくなる場所」となるよう日々取り組んでいます。

ARCの名前の由来は上田さんと田中さんが2人ではじめたランニングクラブ「ARIDA RUNNING CLUB」の頭文字から。

好きなことに向き合ってきた結果、新たな出会いを引き寄せてきました。

そんな上田さんが実践するしごとと暮らしに触れ、有田市で新しい一歩を踏み出してみませんか？

体験スケジュール ※2泊3日の場合

1日目（18:00～23:00）※金曜日
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「ARC」の仕事の説明
3.カフェ営業のお手伝い
・接客、調理補助、清掃等
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目（11:00～19:00）
1.カフェ営業のお手伝い
・接客、調理補助、清掃等
2.地域交流体験
・移住者や地域の方とのふれあい
※実際の仕事状況によって変更があります。

集合場所：和歌山県有田市初島町浜1326（ARC）
・JR紀伊本線「初島駅」から徒歩３分

最少催行人数：1名
宿泊場所：近隣宿泊施設
体験日：金曜日〜日曜日 ※店舗の営業日に合わせて開催します。

体験経費