花彩(はないろ)

野菜農家「Nフィールド」が管理する古民家レンタルスペース

会社情報

事業者名(会社名) Nフィールド(コワーキングスペース花彩)
住所 和歌山県紀の川市北勢田983-1
業種 その
事業内容 コワーキングスペースの運営・農業

温暖な気候と紀の川がもたらす肥沃な土壌を活かし、多種多様な農産物が生産されている紀の川市。その北側、京奈和自動車道の紀の川インターからほど近い農園で、こだわりの野菜を育てているのがNフィールドです。

代表の中岡 祥訓(なかおか よしのり)さんは、昔ながらの農法と現代の農法の良いところをミックスさせた農薬未使用・減薬農法でさまざまな野菜を栽培しています。

さらに畑に隣接する築150年の古民家を改装したコワーキングスペース「花彩」の管理人も務め、栽培した野菜をふんだんに使った完全予約制のカフェとして活用しています。

カフェの調理を担当しているのは、中塩 寛子(なかしお ひろこ)さんです。「野菜嫌いだったのに、和歌山に来てから食べられるようになったんです」と、中岡さんと二人三脚で野菜のおいしさを広めています。

笑顔で楽しく食べていただくことをモットーに『日本を救う健康野菜』として通信販売も行うNフィールド。「花彩」でテレワークを行いながら、農作業を体験し、採れたての新鮮な野菜のおいしさをぜひ味わってください。

農業体験中心の参加もご相談可能です。「花彩」を拠点に、農業の魅力に触れる絶好の機会になるでしょう。

テレワーク体験コースについて
1泊2日〜2泊3日の間、県内のコワーキングスペースで、テレワークを行っていただくコースです。期間中には、地域の方々との交流する時間も設け、地域の雰囲気を掴んでいただきます。

今回体験できる内容

今回のテレワーク体験は、趣ある古民家一棟を広々と使える点が大きな魅力です。日本らしい風景の中で仕事に励んでください。混雑の少ない環境ですので、オンラインミーティングなども気兼ねなく行えます。

敷地内で養鶏を行っているため、ニワトリの鳴き声が響くことはありますが、目の前に広がる緑に仕事の疲れも癒されるはずです。気分転換に農作業に取り組むこともできますよ。今は、玉ねぎ、にんじん、ズッキーニ、キャベツ、そら豆、じゃがいもなどを栽培しているそうです。

「農薬を使わない有機栽培を基本としているので、夏に向けては雑草が多くて草取りが大変です」と中岡さん。

「虫がついても虫かごを用意して手で取り除いています。ニワトリの餌になりますから。廃棄野菜も食べてくれますし、鶏糞は堆肥と合わせて発酵させることで畑に戻すことができます。

以前、ニワトリを草取り部隊として、畑に放したら思った以上に遠くまで逃げてしまって、大騒ぎになったこともありました」と中塩さんは笑います。

知人から教わった循環農法を、試行錯誤を繰り返しながら自分たちに合ったやり方で実践するお二人。「花彩」での体験は、農業に挑戦してみたいと考えている人にとって、学びの多い機会になるのではないでしょうか。

しごと・暮らしの特徴

中岡さんは紀の川市のお隣かつらぎ町の専業農家の出身です。しかし、当初は農業をやるつもりは全くなかったそうです。実際、大学卒業後は、21年間サラリーマン生活を送ってきましたが、心境の変化が訪れます。

「亡くなった母親が作っていた大玉のトマトが、他のトマトを食べられなくなるくらい甘くておいしくて。その味を再現したいと思うようになったんです」

中岡さんは、会社を辞めて家業の手伝いをしながら、新たに畑を借りて、母のトマトを復活させるための挑戦に踏み出します。その過程で、事務所として借りていたのが「花彩」の一室。コロナ禍で元々の管理人が撤退したため、後任を引き受けました。

その後さらに農地を広げ、スイスチャードやピンクケールなどの葉物から、シャドークインなどの芋類、バナナピーマンなどの果菜類まで多彩な野菜を扱っています。

大阪の飲食店などにも野菜を出荷しているNフィールドには珍しい野菜を使いたいという注文も多いそうです。通信販売の野菜セットには、10種類もの野菜が入っているんですよ。

「自分で栽培して収穫した野菜を、一緒に食べて味わうという体験を共有したいんです。スーパーで野菜を買うだけではなく、体験を通して農業を身近に感じてもらえたら嬉しいですね」

体験スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「花彩」の施設紹介と仕事の説明
3.施設内でのテレワーク
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~17:00)
1.施設内でのテレワーク
2.地域交流体験
・農作業体験
※実際の仕事状況によって変更があります。

3日目(9:00~15:00)
1. 施設内でのテレワーク
2.地域交流体験
・農作業体験
3.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

テレワーク環境

Wi-Fi 電源 ドリンク プリンター
テレカン 会議室 個室ブース 滞在延長

地域交流体験の内容例

・農業体験
・中岡さん・中塩さんとの交流

補足事項

最少催行人数:1名
宿泊場所 :近隣宿泊施設

注意事項

・テレワークができる仕事に就いている方向けです
・行程の半分以上の時間をテレワークに充てていただく必要があります

集合場所・アクセス情報

・集合場所:和歌山県紀の川市北勢田983-1(花彩)
※JR阪和線「熊取駅」から和歌山バス「粉河熊取線」乗車 「重行」バス停下車徒歩9分(バス停までの送迎も可)

体験経費

参加費:無料
宿泊費:3,000円/泊まで補助あり 
初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費:自費負担