古民家カフェ 「桜蓮 – karen -」

古民家カフェの運営
事業者名(会社名) 古民家カフェ 「桜蓮 – karen -」
住所 和歌山県有田郡広川町下津木1293−2
業種 飲食店
事業内容 飲食店の経営

ホタルが生息し、山や海に囲まれた自然豊かな和歌山県有田郡広川町。この町で2019年にオープンした古民家カフェ”桜蓮-Karen-“では、無添加で身体に優しいベトナム料理を提供しています。オーナーを務める奥井悟さんは、20歳の頃に調理師免許を取得しシドニーへ移住。現地で日本料理店を出店し、日本に移住を果たした今も経営を続けています。

「初めてシドニーへ行ったのが19歳のとき。サーフィンをしに行ったんですが、オーストラリアは日本と季節が逆なので、うまく行き来すればずっと夏を感じられると思い、ビザの取得を決めました。初めから起業したかったわけではありませんが、やりたいことをやっていたら起業していました。」

その後、ベトナム旅行中に日本料理店がほとんどないことに気づき、ベトナムでも日本料理店を出店。人の縁とタイミングでお店を出してきたと話す奥井さんですが、広川町での出店はどのような経緯だったのでしょうか。

「シドニーの友人が経営する旅行会社で、日本の旅行先に世界遺産の熊野古道がある和歌山を推していて。それなら外国人旅行者向けの安い宿を作って提供したいと思ったんです。そのためにも地域のことをよく知る地元の人が集まる場所を作りたくて、”桜蓮-Karen-“を開きました」

古民家カフェをオープンさせたことで、自然と地域の人との繋がりが増えたそう。現在は感染症の影響で計画はストップしていますが、今後の展望に向かって、奥井さんは着々と歩みを進めています。

今回体験できる内容

今回のしごとくらし体験では、古民家カフェ”桜蓮-Karen-“の仕事の一部を体験できます。掃除や片付けのお手伝いをはじめ、状況に応じて簡単な接客をしたり、お客様が快適に過ごせるサポートをしていただきます。

また今回の滞在中には、奥井さんと一緒に食事をする時間も設けています。国内外での移住、出店経験など、唯一無二の経験を持つ奥井さんにしか聞けない、移住のリアルや得た教訓などを直に質問できるチャンスです。

地域の人が集まる場所には、どのような工夫や魅力があるのか…また、”桜蓮-Karen-“が提供する料理にも注目してみてください。きっと、あなたの将来のお店に役立つヒントが散りばめられているはずです。

しごと・くらしの特徴

奥井さんが大切にしているのは”信頼関係”。移住先で新しいことを始めるためには、まず地域の人に受け入れてもらうことが重要と考えているそうです。

「信頼関係はすごく大事です。僕自身、人の縁でお店を続けられていますし、色々なきっかけも人が運んできてくれました。生まれ育った町ではない地域で新しいことを始めるのは大変な部分もありますが、経験したことで習得したコツみたいなものもいくつかあるので、そういったこともお話しできたらいいですね」

“桜蓮-Karen-“で働くメンバーとも、15年以上前からシドニーで一緒に働いていたそうです。1つのチームとしても、信頼関係を築いてきたことが伺えました。

移住を考えている方はもちろん、将来自分でお店を開きたいという方にとっても、この体験で得られる情報は多いでしょう。「自分のお店だったら…」という視点を持ち、ぜひ”桜蓮-Karen-“スタッフとしての時間を過ごしてきてください。


スケジュールイメージ

1日目(13:00~17:00)
 1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.桜蓮 – karen -/メニューやこだわりの説明
3.仕事のお手伝い
・調理見学/接客/片付け
※お店の運営状況によって作業が変わります。

2日目(9:00~17:00)
 1.仕事のお手伝い
・掃除/調理見学/接客/片付け
※業務終了後、奥井さんと食事会
※お店の運営状況によって作業が変わります。

3日目(9:00~15:00)
 1.仕事のお手伝い
・掃除/調理見学/接客/片付け
※お店の運営状況によって作業が変わります。
2.体験の感想、質疑応答

補足情報

最少催行人数:1名
宿 泊 場 所 :近隣宿泊施設

体験経費

参加費:無料
宿泊費:3,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担