社会福祉法人黒潮園

「介護の仕事の魅力向上」をビジョンに掲げた施設運営

会社情報

事業者名(会社名) 社会福祉法人黒潮園
住所 和歌山県新宮市三輪崎2471-1
業種 老人福祉・介護
事業内容 特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、在宅介護支援センター

「やりがいのある仕事」と「充実した暮らし」どちらも大切にしたいとの思いで移住先を探している方、いちど新宮市にある「老人ホーム」を訪ねてみませんか?

設立から44年目を迎える「社会福祉法人黒潮園」は、地域ニーズに対応した様々な社会福祉施設を運営する法人です。太平洋からほど近い自然林に囲まれた高台の地で、「特別養護老人ホーム」「デイサービスセンター」「在宅介護支援センター」などを開設し、長年にわたってこの地の福祉に寄り添ってきました。

体験のホストは、大阪で理学療法士として医療に従事した後、10年前に地元にUターンした、理事長・岡 司(おか つかさ)さん。理念にもある「質の高い福祉サービスを提供する」ためには、まず“職員が生き生きする様な魅力的な職場づくりが必要”との思いで、これまでにあった古い介護現場の働き方改善に挑んでいます。

例えば、経験や資格に関係なく施設内の全職種スタッフが無期雇用で働くことができる「全員正社員制度」や、今までの介護現場では難しかった「有給休暇の取得推進」や「連休の取得」など。また福利厚生にも力を入れており、新たに「住宅ローン補助手当」を取り入れ、夢のマイホーム計画への支援にも取り組んでいます。

そんな黒潮園では、介護の仕事ならではのシフトの特性から、早番後に近くの海でサーフィンや釣りを楽しむ職員がいたり、それぞれが趣味や子育てなど、自分に合ったワーク・ライフバランスを実現している人が多いのが特徴です。

今回体験できる内容

黒潮園の敷地内に建ち、一見するとモダンなホテルにも見える「地域密着型特養 クレール高森」は、「その人らしい暮らしの継続」に重点を置いたユニットケア型の特別養護老人ホームです。


ユニットケアとは、起床や食事時間などが固定された従来の集団介護ではなく、個室と共同のリビングがある空間で、一人ひとりの生活リズムや意向に合わせた暮らしをサポートする新しい介護手法。10人単位のユニットに専任職員がつくので、きめ細かい個別ケアが可能になります。


職員はそれぞれの起床、食事、入浴などの生活リズムを介護ソフトで把握し支援しており、また睡眠中か目を覚ましているかがタブレットに通知される最新のベッド機器を導入するなど、ほどよい距離感で個々の暮らしに寄り添っているのだそう。

この体験では、そんな「クレール高森」での最新の介護の考え方を学べるほか、実際に食事や余暇活動などの介助補助を通じて介護の経験をしていただきます。

岡さんや施設職員の方々に習いながら体験していくので、介護の経験がなくても大丈夫。入居者にとって負担の少ない生活を支える現場の舞台裏をのぞいてみましょう。

仕事の特徴

社会福祉法人黒潮園では、できる限り職員の配置を充実させることに力を入れており、そのゆとりを活用し、「魚釣りに行きたい!」「博物館へドライブ」「外食に出かける」など個々の希望を叶えるために、スタッフのアイデアを活かした企画が実現できることが特徴です。


また、岡さんの経験から「お世話をする」だけでなく、「リハビリ的な介護」のノウハウを実践しており、むずかしかった一人での入浴や歩行ができるようになった! など仕事を通じて、人と人の繋がりや喜びを身近に感じることができる事が最大のポイント。


色んな仕事がある中で、お年寄りを支える仕事はこれからもニーズのある仕事。また最新のテクノロジーの活用など、これまでの介護のイメージや価値観が大きく変わろうとしており、「“将来に向けた介護の仕事の可能性”をこの体験を通して感じていただきたいです」と岡さんは話します。

イチから知識や技術を学ぶことができ、施設内外での研修など“キャリアアップ支援”にも力を入れる黒潮園には、未経験の中途採用者も多いそう。介護は専門職のため、やりがいを感じ、しっかりと将来設計を描いていきたい人には選択肢の一つとして新たな働き方が発見できる体験となるかもしれません。

海、山、川と、大自然に恵まれた新宮市で、将来への道筋を具体的にイメージするきっかけを掴みにきませんか。

 

体験スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.黒潮園の仕事の説明
・施設紹介・運営方針についての説明
・クレール高森について
3.仕事のお手伝い
・ユニットケアの見学/作業補助
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
・ユニットケアの見学/作業補助(余暇活動/昼食)
※実際の仕事状況によって変更があります。
2.最後のまとめ
体験の感想・質疑応答

補足事項

最少催行人数:1名
宿 泊 場 所 :近隣宿泊施設

体験経費

参加費:無料
宿泊費:3,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担