陶芸家・和田山 真央

食卓を器で彩る芸術家
事業者名(会社名) 陶芸家・和田山 真央
住所 和歌山市加太
業種 その他
事業内容 食器、花器、オブジェの作陶

和歌山県の北西、大阪府との県境に位置する加太は、古くから港町として栄えた歴史ある地域。釣り人のメッカとしても有名な加太港は、夏は海水浴やマリンスポーツを楽しむことができる観光地です。

陶芸家の和田山真央(まさひろ)さんは、2019年に生まれ育った大阪から、奥様の晴美さんと加太に移住しました。移住を決めてすぐに新築した工房兼自宅の目の前には加太港が広がり、開放的な景色が広がっています。

和田山さんが独自に研究を重ねた釉薬とその技法から作られる爽やかな色味の器は、料理を美しく彩ります。トライアンドエラーの先で生み出した新たな色の釉薬には、それぞれユニークな名前をつけているんだとか。中でも特に人気なのは、青色の器。ワダヤマブルーと呼ばれ、一般の家庭からプロの料理人まで、幅広く支持されています。

陶芸家という職業柄、この土地に根付いた仕事ではないものの、移住後は和歌山県内でも個展を開いたり、漁師の方と一緒に釣りに行ったりと、地域との関わりも持ちながら生活しているといいます。

今回体験できる内容

「個人で仕事をしている」「ものづくりを続けながら移住がしたい」というクリエイターの方に、今回の体験はおすすめできます。

「既に自分の仕事や基盤があって、移住先を探しているという人に、自分の経験を話すことはできるかもしれない。」

移住を希望していても、いざ環境が変わるとなると不安を感じる方も多いはずです。移住して良かったことや意外だったことなど、ぜひ、移住経験者の和田山さんに聞いてみてください。陶芸家として作品づくりをしている方はもちろん、分野が違っても、クリエイターであれば、この体験で得られることは多いはずです。

タイミングによって見学・体験できる内容は異なりますが、陶芸家・和田山さんの仕事に触れながら、「自分が加太へ移住したら…」「この場所で制作をしたら…」など、あなた自身の未来を重ねてみてください。

ふらっと工房に来る人も。観光地だから外部の人の出入りも多い土地

和田山さんが移住先を加太に決めた理由の一つは、観光地だったということ。観光地のため人の流れがあり、移住後1年ほどは、地域の人がお酒を飲みにきたり、ふらっと工房にやってくることも多かったそう。奥様の晴美さんも、街の外から来た人にも親しみをもって接してくれる人が多いと感じているそうです。

今回の体験は、陶芸家でなくとも、”自分の作品”で生計を立てている人向けの内容になっています。和田山さんは「仕事のジャンルは違っても繋がりを作ることはできるので、移住先を検討しているなら一度来てみるのが良いと思います。町のニーズと自分のやりたいことが一致すると、尚いいかもしれませんね。」と話します。

制作活動をしている人にとって、拠点の環境は作品にも影響を与えるのではないでしょうか。加太は関西空港も車で50分ほどと近く、移住先の物件も賃貸だけでなく、一軒家が安く売られていることもあるそう。

和田山さんのもとで、加太での暮らしや、あなた自身の想いやニーズを再確認する体験をしてきてください!

スケジュールイメージ

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.仕事のお手伝い
・活動の見学や梱包等
※時期によって作業が変わります。

2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い・活動の見学や梱包等
※時期によって作業が変わります。

3日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
・活動の見学や梱包等
※時期によって作業が変わります。
2.体験の感想、質疑応答

補足事項

最少催行人数:1名
宿 泊 場 所 :釣り人の宿 旅籠屋 菊水(体験先から徒歩5分)

体験経費

参加費:無料
宿泊費:3,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担

集合場所・アクセス情報

和歌山県和歌山市加太1286-3陶芸家・和田山 真央
・南海電鉄「加太駅」より徒歩11分

体験者の声

3日間という短い期間でまちの人との繋がりがここまで深い地域に出会えたことで、まちのあり方を考えさせられる経験となりました。(石川県在住)
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