MOMOYAMA STAND

桃と植木の二刀流栽培で安定経営を実現

会社情報

事業者名(会社名) MOMOYAMA STAND
住所 和歌山県紀の川市桃山町元118-3
業種 農林水産業
事業内容 桃および植木の栽培、収穫体験、自家製スムージー店や直売所の運営

和歌山県紀の川市は、温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれたフルーツの栽培が盛んな地域です。中でも桃山町はその名の通り桃の生産地として知られ、「あら川の桃」は全国的なブランドです。春から夏にかけては桃色の景観と甘い香りで訪れる人々を出迎えています。

「MOMOYAMA STAND」を営む山本昌弘さんと妹の中垣陽子さんも、この地で3代にわたり桃の栽培を続けてきた桃農家です。「桃のおいしさをもっと知ってほしい」と農園での収穫体験や直売、自家製スムージー店の運営にも力を注いでいます。

「桃は、収穫が1日でも遅れてしまうと熟してしまい売り物になりません。ですから、収穫期はとても忙しいんです。温暖化の影響で昔に比べてますます短期間に集中しています」

山本さんは、こうした収穫時期の極端な忙しさや収入時期の偏りを解決する手段として、父の代から始めた植木栽培を拡大してきました。現在は植木8割、桃2割という構成で営農されています。それにより品質にこだわったものづくりができているそうです。

「植木は年間を通じて収入があるので、バランスの良い経営ができます」と山本さん。サラリーマン生活を経て農業に転身した山本さんだからこそ、都会と田舎、仕事と生活といった両方の視点から農業の魅力を伝えてくれるはずです。

今回体験できる内容

「MOMOYAMA STAND」での農業体験は、桃や植木の栽培に関する様々な作業を季節に応じて体験できる点が特徴です。3〜4月は桃の摘蕾・摘果、5月には袋掛け、7〜8月には収穫作業を行います。

「桃の摘果は、余分な実を落として、枝に適切な間隔で実を残していく作業です。3回に分けて少しずつ間引きしていくことで、一つ一つの実が大きく美味しく育ちます」と中垣さん。

「植木の植え替えは、9月の中旬ごろから行うので、桃の収穫が終わったお盆の時期が1年で一番ホッとできるタイミングですね」

自然を相手にする農業は、繁忙期をコントロールすることは容易ではありません。さらに植木に関しては、後継者不足でニーズがあるのに供給が追いつかないと言います。

しかし、「手塩にかけて育てた農作物の品質を高く評価してもらえる達成感は、何ものにも代え難い」と笑顔を見せる山本さん。お客様から感謝の言葉をいただいた時に一番やりがいを感じるそうです。

「完全な移住でなくても、短期滞在で農作業に従事するなど、参加される方とゆるやかな関わり方ができたら理想的です」と話す山本さんのもとで、農業を通じた自分らしい暮らし方を検討してみてはいかがでしょうか。

しごと・暮らしの特徴

山本さんの父も元々はサラリーマンでした。桃農家だった祖父の体調悪化をきっかけに家業を継いだそうです。山本さん自身も15年ほどのサラリーマン生活で人間関係に疲れを感じ、農家へのキャリアチェンジを果たしました。

そんな山本さんが仕事で大切にしているのは、「商品の価値を高めること」です。

「昔は桃を年間10万個以上出荷していましたが、大量に栽培するとロスも多くなります。ですから今は出荷量を3万個程度に抑え、品質を高めることに注力しています。植木も作る人によって、同じ品種でも出来栄えが大きく異なるんですよ」

日々やりがいを持って仕事に励む山本さんですが、「毎日こんな田舎にいるので、都会の方にも行きたくなる」と気分転換のために旅行に出かけることも多いと言います。

その点、関西国際空港にも近く、最近できた京奈和自動車道の紀の川インターからほぼ一直線でアクセスできる「MOMOYAMA STAND」の立地は魅力的です。

一方で、田舎特有の地域コミュニティや行事への参加など、移住者が考慮すべき面もあるとのこと。「体験を通じて、仕事や住まいのことだけでなく地域との相性も含めて検討していただきたい」とアドバイスをくれました。

農業に従事しながらもワークライフバランスの取れた暮らしを実現する山本さん。「MOMOYAMA STAND」なら、農業に興味がある方、田舎暮らしを体験してみたい方、季節労働に関心がある方など、様々な目的を持った方々を受け入れてくれるでしょう。

※桃の仕事に興味がある場合は、摘蕾・摘果(3〜4月)、袋掛け(5月)、収穫(7〜8月)など季節ごとに訪れることがオススメです。

体験スケジュール ※2泊3日の場合

1日目(13:00~16:30)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「MOMOYAMA STAND」の仕事の説明
3.仕事のお手伝い
・桃の摘蕾・摘果(3〜4月)
・桃の袋掛け(5月)
・桃の収穫(7〜8月)
・植木の植え替え等(9月以降)
※ご希望により植木栽培の作業も体験できます。

2日目(8:30~16:30)
1.仕事のお手伝い
・桃の摘蕾・摘果(3〜4月)
・桃の袋掛け(5月)
・桃の収穫(7〜8月)
・植木の植え替え等(9月以降)
※ご希望により植木栽培の作業も体験できます。

3日目(8:30~15:00)
・桃の摘蕾・摘果(3〜4月)
・桃の袋掛け(5月)
・桃の収穫(7〜8月)
・植木の植え替え等(9月以降)
※ご希望により植木栽培の作業も体験できます。
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。
※1泊2日から調整可能です。

集合場所・アクセス情報

集合場所:和歌山県紀の川市桃山町元118−3(MOMOYAMA STAND)
JR下井阪駅からコミュニティバスで22分
・JR下井阪駅から送迎も可能です。

補足事項

最少催行人数:1名
宿泊場所:近隣宿泊施設

体験経費

参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
交通費/宿泊費/食費:自費負担

体験者の声

今回は、桃の農作業体験をさせていただき、有難うございました。見るもの、聞くこと(紀の川弁も含めて)初めてのことが多くて、非常に有意義な時間を過ごすことができました。今後も機会を見て、何かお手伝いができればと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。(大阪府在住)
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貴重な体験をさせていただいて、本当にありがとうございました。桃の摘蕾、鉢の植え替え、植木の作業など、一つの商品を作るために、こんなにも手間がかけられているのだと感じることができ、世界の見え方がまたひとつ変わりました。聞きたかった、サラリーマンと今の生活の違いなども聞け、大満足でした。ありがとうございました。(兵庫県在住)
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2日間ありがとうございました!今回の体験で学んだことは農業は効率的にやれば収益を伸ばしていけるというところです!二刀流経営で個人事業主として儲かる仕組みを考え、自然を相手にした職業であることも忘れず、従業員のことも考えていた山本さんの姿勢に感銘を受けました。
植木組合の方ともお話しさせていただき、生産と流通の重要性、そしてご縁を大切にする姿勢を大事にしようと思いました。頭も使い泥臭さも必要な素敵なお仕事で、自分もいつか少しでもいいので農作業をしてみたいと思うようになりました。また夏に1日目に摘蕾した桃の収穫に行きたいです!2日目の植木体験は多くの過程を体験させていただきました。本当に楽しかったです!ありがとうございました!(兵庫県在住)
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今回初めて紀の川市を訪れたのですが、人柄のあったかい方々に出会え、産直市場で美味しいフルーツやお魚をいただいたり、旅行ではわからない、密度の濃い3日間でした。
体験先では、植木の出荷や挿し木、桃の摘蕾などの作業をさせていただき、丁寧に教えていただいて本当にありがたかったです。
植木や桃を育てるご苦労や、どういった経緯で農業に携わることになったのか、お話を伺えたのも、これから私も農業に関わりたいため、とても参考になりました。
またぜひ違う時期にも伺いたいです。
ありがとうございました!(長野県在住)
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