株式会社早和果樹園

生産から加工・販売まで、みかん一筋の6次産業
求人あり

会社情報

事業者名(会社名) 株式会社早和果樹園
住所 和歌山県有田市宮原町新町275-1
業種 食品製造・加工業
事業内容 みかんの生産・選別出荷、加工品(ジュース、ゼリー、調味料など)の製造、直営店・ECでの販売

産地ごと未来へ。有田みかんの6次産業

和歌山県有田市は、日本最大級のみかんの産地です。有田川の流域に段々畑が続き、11月から12月にかけては、収穫を待つみかんで山の斜面が一面オレンジ色に染まります。

その有田で、みかんの生産から選別出荷、加工、販売までを一貫して手がけているのが「早和果樹園」です。1979年に地元の7戸のみかん農家が「早和共撰組合」を結成したのが始まりで、2000年に会社組織となり、2004年からジュースをはじめとする加工事業をスタートさせました。

その加工事業の第一号として生まれ、今も主力を担っているのが、100%みかんジュース「味こいしぼり」です。原料は有田産の温州みかんのうち、糖度12度以上に育ったものだけ。収穫できる量が限られる中身の詰まったみかんを、720ml1本あたりおよそ30個分使っています。

みかんジュースは皮ごと搾るのが一般的ですが、早和果樹園は外皮をむき、薄皮ごと搾る「チョッパーパルパー方式」を採っています。裏ごしの工程を三度繰り返すことで、果肉の繊維質までジュースに取り込む製法です。

「裏ごし網にすりつぶすようにしながら果汁にしていくので、繊維質を結構含んだジュースになるんです。口当たりがとろっとしているのが特徴ですね」と製造部の森川 知法さんは説明します。

畑のほうでも、シートを敷いて雨水の量をコントロールし、木にあえて負荷をかけることで糖度を安定させる栽培方法を取り入れています。年によって味が薄くなることを防ぐための工夫です。栽培から加工まで、みかんの味をそのまま一本に届けるための手間が積み重なっています。

ここまで手をかけるのは、この会社が有田のみかん農家から始まったからです。役員の多くはみかん農家の出身で、有田みかんという産地そのものを元気にしたい、という思いが事業の根っこにあります。

有田地域で年間およそ8万トン穫れるみかんのうち、早和果樹園が扱うのは今のところ約2%。これを10%まで引き上げることを目標に掲げています。

「有田みかんは、産地全体のシェアはそこまで減っていません。まだまだ伸びしろがあると思っていて。うちは加工の方でそれを応援できるのかな、という思いです」と、採用を担当する山下さん。

今回は、その加工を担う製造スタッフの採用を視野に入れた体験です。産地ごと次の世代へつなごうとしている会社で、みかんが商品になるまでの現場に立ってみませんか?

今回体験できる内容

体験の舞台は、みかんを加工する工場です。初日はまず、会社の説明と工場全体のご案内から。原料が商品になるまでの流れを見てもらったうえで、現場に入ります。

主に入るのは、ジュース充填ラインでの検品作業です。流れてくる瓶を座って見ながら、原料に混じった植物片などの異物がないか、キャップがしっかり閉まっているかを確認していきます。

「生産本数が1日1万8千本なので、それをみんなで交代しながら見ていきます」と森川さん。カメラでも検品はしていますが、最後は人の目も必要だという判断で、機械と人の両方で見る体制をとっています。

もう一つが、原料の受け入れ作業。みかん果汁の入った容器を、タンクへ次々と開けていきます。少し力のいる仕事ですが、ここも一緒に手伝ってもらいます。原料の受け入れから加熱、充填、検品、シール貼り、箱詰めまでが一つの部屋で完結するので、自分の作業が全体のどこにあたるのかが見えやすい現場です。

体験で入るこの二つは、実際に入社した人が最初に任される作業でもあります。そこから、一つの現場を覚えたら次の工場へと、少しずつ守備範囲を広げていきます。「3年、4年ぐらいあれば、現場を仕切れるような人になっていく流れですね」と森川さん。

現場を覚えるのと並行して、入社4年目までは研修として毎年、観光市場などでの試飲販売にも立ちます。自分が作った商品が、お客さんの手に渡る場面まで見られる機会です。

「自分の作った商品を味見してもらったときに、ほとんどの人が美味しいって言ってくれるんです。僕はそこでモチベーションが上がりますね」

昼食は社員食堂で。社員と一緒に食べながら、仕事のことや有田での暮らしのことを聞いてみてください。

未経験から入って、長く働ける職場

森川さんは和歌山県串本町の出身です。有田市の資材メーカーで営業をしていましたが、10年ほど前に未経験から早和果樹園へ転職し、以来ずっと製造の現場で働いています。

その現場で働くのは、正社員・パート・派遣を合わせて20名から30名ほど。20代から50代まで幅広く、なかでも20代が少し多めです。同じ年代の人がまとまって入ってくることが多いため、切磋琢磨しながら仕事を覚えていく空気があります。仕事を覚えた分だけ、若いうちから任される範囲も広がっていきます。

もちろん、楽な仕事ばかりではありません。設備の自動化は少しずつ進んでいるものの、原料の容器を運んで開けるような体を使う作業は残っていて、腰に負担を感じる人もいます。ただ、そうした場合はより負担の軽い作業に回るなど、体調に合わせて融通を利かせられる現場です。

何社か経験してきた森川さんは、「製造業としては離職がかなり少ない、働きやすい職場だと思います」と話します。人との関係のよさに加えて、福利厚生が年々整ってきたことも大きいそうです。1食300円の社員食堂や部活動の費用補助のほか、月に一冊まで匿名で本をリクエストできる社内図書制度もあります。「社会人こそ勉強が大事だから本を読んだほうがいい」という社長の考えから生まれた制度で、今は月に20冊ほどのリクエストが集まっています。

一緒に働く人に求めるのは、まず協調性です。製造している商品の種類が多く、工場も複数あるため、常にチームで動く現場だからです。そのうえで森川さんが挙げたのが、好奇心でした。

「みかんだけじゃなくても、食品工場の機械とか、いろいろ興味があるような人が来てもらったら楽しいんじゃないかなと思います」

みかんと魚、星空のある暮らし

働く場所が決まったら、次に気になるのは暮らしのことだと思います。有田市は年間を通じて温暖で、雪が積もることはほとんどありません。

みかんと並ぶもう一つの産業は漁業で、太刀魚の漁獲量は日本一。漁港が近いこともあって、新鮮な刺身が手頃な価格でスーパーに並ぶことに、県外から来た人は驚くそうです。

高い建物がないぶん、夜空も広く見えます。5月には山のみかんが小さな白い花を一斉に咲かせ、通勤路にまで甘い香りが漂います。日常のなかに自然が入り込んでいる土地です。

社員は会社の近くにアパートを借りて暮らす人が多く、家賃は4万円台から5万円台。歩いてすぐに店が揃っているわけではないので、車があると暮らしの幅は広がりますが、自転車で通勤している人もいます。有田市は移住や子育ての支援にも力を入れていて、結婚や出産にあわせた補助の制度も用意されています。

地域の行事やお祭りも残っていて、参加したい人は関わっていける距離感です。会社の部活動もあるので、職場の外にも知り合いをつくりやすい環境だと思います。

みかんの木が実をつけるまでに時間がかかるように、シェア2%から10%という目標も一足飛びには進みません。その道のりを一緒に楽しめる方をお待ちしています。

採用情報 ※しごと・暮らし体験後に就労した際の情報です。

勤務地 和歌山県有田市宮原町新町275-1
募集職種 食品・飲料系製造、ライン作業
仕事内容 みかん加工品の製造。原料の受け入れ、加熱・充填、検品、シール貼り、箱詰め、容器の洗浄、出荷準備など

工場にてみかんジュースやジュレ、ジャムなどの製造業務を行って頂きます。
まずはジュースの検品や原料の開缶など簡単な作業からはじめてもらいます。

給与 月給21万円~24万円

交通費:一部支給

※規定あり(上限18,700円/月)
※距離により支給

●昇給制度あり(年1回)勤続2年目以降
●賞与あり
●社員登用制度あり

●給与締め日:毎月20日
●給与支払日:翌月1日

雇用形態 契約社員
※試用期間3ヶ月、1年有期雇用になります
求める人物像 ・長期的に働く意欲のある方
・チームワークを大切にする方
勤務時間・曜日 08:30~18:00
実働時間 8時間
休憩時間 90分(午前15分、昼60分、午後15分)【残業】
仕事に慣れてきたら、早出出勤や繁忙期は残業お願いする場合があります。
※指定土曜日出勤あり
休日・休暇
日・祝日

●日・祝・指定土曜日・その他
●年間休日111日

【その他休暇】
・育児休業(男女取得実績あり)
・有給休暇(6ヵ月経過後10日付与)

待遇・福利厚生 ・社員食堂あり(1食300円で日替わり定食が食べられます)
・制服貸与あり
・車通勤OK(駐車場あり)
・労災保険
・社会保険完備

体験スケジュール ※2泊3日の場合

1日目(13:00~17:00)
1. ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2. 「早和果樹園」の仕事の説明
・会社概要、みかんの6次産業についてのレクチャー
・工場全体の見学(原料が商品になるまでの流れ)
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(8:30~17:00)
1. 仕事のお手伝い
・ジュース充填ラインでの検品、シール貼り、箱詰めなどのライン作業
・原料(みかん果汁)のタンクへの投入作業
2. スタッフとの交流
・社員食堂での昼食
※実際の仕事状況によって変更があります。

3日目(8:30~15:00)
1. 仕事のお手伝い
・ライン作業
・製造設備と各工程のご案内
2. 最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。
※11月から2月中旬は搾汁の繁忙期にあたるため、体験内容が変わる場合があります。

集合場所・アクセス情報

集合場所:和歌山県有田市宮原町新町275-1(株式会社早和果樹園 本社)
・阪和自動車道「有田IC」より車で約10分
・JR紀勢本線「紀伊宮原駅」より徒歩約15分

補足事項

最少催行人数:1名
宿泊場所 :近隣宿泊施設

体験経費

参加費:無料
食費/交通費/宿泊費:自費負担