德森木材

環境を考えた暮らしを送りながら、山と里をつなぐ木の仕事人

会社情報

事業者名(会社名) 德森木材
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町口色川2535
業種 その他
事業内容 木工業、大工業、農業

和歌山県南部に位置する那智勝浦町は、海と山に囲まれた地域。その山あいにある人口約300人の色川地区では、人と人との距離が近く、支え合いの中で日々の営みが成り立っています。

色川地区に4年前に移住し、環境負荷を下げた暮らしを送りながら製材業を営んでいるのが、德森木材の德森和寛さん。放置林の木や空き家の木材を、次の資源として活かす取り組みのほか、木工業、大工業、農業など、多様な活動を幅広く行なっています。

「地球をよくしていきたい、という想いが強い」と話す德森さん。都会で暮らしていた頃は、消費メインの生活に罪悪感があったそう。自然と共存するため、里と山、双方の抱える課題を製材業を通して解決し、環境にやさしい暮らしを送ることが、納得感のある生き方につながっているといいます。

現在、色川での暮らしでは、水は山水を使用し、ガスは引かず、料理やお風呂には薪を使っているそう。社会や地域との繋がりも大切にしている德森さんが目指すのは、完全な自給自足ではなく、地域の人たちとも助け合う”他給自足”生活。

結婚し子どもが生まれたことで家族が増え、理想を持ちながらも、生活面では現実的な折り合いを模索しているそう。余暇はゲームや音楽など都会的なカルチャーも楽しみながら、できる範囲で自給的な生活を心がけていると話します。

今回体験できる内容

今回体験できる内容は、製材業での木に関わる仕事や大工業、農作業のほか、德森さんが建築した建物や、同じような自給的な暮らしをしている地域の人々の暮らし見学など多岐にわたります。德森さんの自給的な暮らしにも焦点を当てることができます。

「想いがあってこの暮らしをしているので、似たような考えを持っている人だと嬉しいですね。内容は参加者の希望にも合わせられるので、仕事から暮らし、地域のことなど、興味のあることがあればぜひ教えてもらえたら」

自給自足だけで完結するのではなく、誰かに頼り、誰かを支えながら暮らしていく。その感覚を実感できることが、この体験の大きな魅力です。

德森さんのもとで、地球のことを考える暮らしや環境問題への取り組み、人と人との関係性の中で成り立つ生き方に触れてみてください。

偶然たどり着いた色川で、暮らしが動き出した

広島で生まれ、名古屋で育ったという德森さん。大学時代、就職活動中に違和感を覚え、車で紀州を巡るなかで偶然たどり着いたのが色川だったといいます。棚田が広がり、ポツポツと家が建っている風景を見て、ここに自分の求める暮らしがあるかもしれないと感じたそうです。

「帰って色川のことを調べていたら、地域おこし協力隊の募集があったので話を聞きに行ったんです。そこで自給自足的な暮らしをしている人を紹介してもらって、そのご縁で居候からの移住生活が始まりました」

地域おこし協力隊という制度を経ずに、個人として移住することを決めた德森さん。それも、最初の10ヶ月間は居候生活という異例の展開でした。居候先のご家族とともに生活をしながら、薪や炭を使うスキルを身につけていったといいます。

「高校生の頃から環境問題には興味があって、人間が地球を汚すような生活をしていることが疑問でした。自分なりの正しさの中で生きていきたいという想いがあったので、今は納得しながら暮らせているので気持ちの面でも楽ですね」

自然の中での暮らしは体力も必要で、思い通りにいかないことも多くあるといいます。德森さんは、色川という地域を守っていくために仲間を増やす活動や発信を行いながら、納得できる暮らしを積み重ねています。

德森さんの生き方に触れるこの体験では、これからの暮らし方や働き方を見つめ直すきっかけになるはずです。

体験スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
・色川建築ツアー
2.仕事のお手伝い
・製材・大工・木工仕事など、木に関わる作業
・田んぼや畑など農作業
・薪の調達・移動など暮らしを支える作業

2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
・製材・大工・木工仕事など、木に関わる作業
・田んぼや畑など農作業
・薪の調達・移動など暮らしを支える作業
・木工業、農業、暮らしの見学など

3日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
・製材・大工・木工仕事など、木に関わる作業
・田んぼや畑など農作業
・薪の調達・移動など暮らしを支える作業
2.体験の感想、質疑応答

集合場所・アクセス情報

最少催行人数:1名
宿泊場所:近隣宿泊施設

体験経費

参加費:無料
食費/交通費/宿泊費:自費負担